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11/2/2006 ニューヨークみやげ毎年この時期になると、時の流れが加速するように感じるのは錯覚か。 今年も残すところ2ヶ月。 ただでさえ慌ただしい季節に、2年ぶりの一時帰国を決行することにした。 『冬のロンドン』『夏のパリ』に次ぐ『秋の日本一人旅』である。
これまでの経験から、11月に帰国する大きな理由は2つ。 1.航空運賃が比較的安く、飛行機も空いている 2.アメリカ最大の祝日『サンクスギビング』前後は休暇が取りやすい
ところが、燃料費の高騰により、航空運賃はのきなみ上昇。 一部米系エアラインによる『ニューヨーク⇔東京直行便の廃止』で 機内の混雑も予想される。 一時帰国のハードルがますます高くなるのは必至だ。
そして次に直面する難題が『みやげ選び』 “世界中のあらゆるものが手に入る日本”に住む知人や友人へ “これといって珍しいものも、美味しいものもないアメリカ”から 『ニューヨークみやげ』を選び、持参しなければならない。 こちらに住む日本人に共通する悩みのひとつだろう。
昔から定番の『ビーフ・ジャーキー』や『マカダミア・ナッツ入りチョコ』 これらは未だに空港や街の土産物屋で健在だが、あまりにも工夫がなさ過ぎる。
安くて美味しい『カリフォルニア・ワイン』を持参する方もいるようだが、 相手が限られ、とにかく重い。
『ディズニー』『ギャップ』『ティファニー』・・・ 各種USAブランドは既に日本でもお馴染み。
ローカル新聞に掲載された “パリとニューヨークにしかない雑貨屋”に出かけてみるも 「うちはパリ、ニューヨークに加え、ロンドンや東京にも出店しているの」 と店のスタッフに自慢された。
また日本のテレビ番組で 『いまアメリカでは、スポーツ・スタッキングというゲームが流行っている』 と知った小学生の甥に頼まれ、街中のオモチャ屋を徘徊するも、影も形も見つからない。 ようやくある店で出会ったもとバーテンの店員いわく 「それはもともとバーテンダーが始めた競技で、オモチャ屋には売っていないよ」 「大きな声では言えないけれど、そんなものは家にあるプラスティック・コップでも使ったら充分さ」
何年かに一度しか会えない、懐かしい面々に贈る『ニューヨークみやげ』 納得ゆく逸品に巡り逢えるのはいつのことやら。 9/21/2006 猫も喜ぶ・・・空も空気も秋模様のニューヨーク。 マンハッタン中心部のブライアント・パークで開かれる 恒例のファション・ウィークも終了。 春先ほど大胆ではないものの 愛娘にとっても今年2度目の衣替えの季節。
今年14歳の彼女。
完璧なショートヘアだった兄と違い、何故か毛足が長い。 長いと言っても部分的で、長さも中途半端。 雑種だが、親バカな私は『メインクーン』が入っていると信じている。
この中途半端な毛。 時に美しく、凡猫の彼女を優雅に演出するものの 普段はかなりの厄介モノ。 細く、柔らかで、ほんのりソバージュの入った毛は 見事な吸引力で家中の埃をかき集める。 やたらスキンシップしたがる両親がこすりつける人間の汗と脂も加わり 大嫌いなシャンプーに耐えても、美しい毛並みは2日ともたないのが現状。 特に腹部の毛は大きく波打つ天然パーマに恵まれ、毛足の絡まる原因となる。
そこで必要不可欠なのがブラッシング。 こちらで一般的なペット用ブラシを利用するも
年齢とともに肌がより敏感になってきたのか 死にもの狂いの大騒ぎとなる昨今。
「うぅぅぅ~っ」 という嫌悪感まるだしの唸り声が 「ぎゃおぅっ」 という叫びに変わり 「くゎぁぁっ!」 という怒りとともに猫パンチによる反撃が始まる。 それでもブラッシングが続くと 銀行強盗を捕まえた警察犬のごとく、こちらの指にかぶりついてくる。 唸り始めるとブラシを近づけるだけで拒絶反応を示す姫君。 温厚な『メインクーン』にあるまじき行為である。
とは言えブラッシングをサボると、定期健診を施す獣医にまで 「毛並みがあまり良くないけれど、彼女は体調が悪いのかしら?」 などと大きな誤解を受けてしまうし、 習性の毛づくろいで『死毛』をたっぷり呑みこんでしまうため ヘアボールにも苦しむこととなる。
心を鬼にして死闘をくり返していたある日。 テレビコマーシャルで見つけ、ネットで購入したブラシがこれ。
デザインは異なるが、日本でも似たような商品があるらしいこのタイプ。 半信半疑で購入してみたところ、気難しい娘の反応がすこぶる良い。 これまでのブラシと同じ感覚で つい刃先を肌に近づけてしまう(=彼女が怒る)場合を除けば 「ぎゃおぅっ」以上に怒りが進行することも無くなった。 難航を極めた腹部のブラッシングも、このブラシの登場によって再開した。
強いて難点を挙げれば 抜けた『死毛』が留まるほど、刃先が長くも、刃数が多くもないため 抜け毛が舞いあがったり、静電気でブラシの柄にまとわりつく。
『親子の縁を切るか』といわんばかりの闘いを解消してくれた一品。 娘も私も納得の買い物であった。 7/27/2006 返品事情2年前に人様のお古をもらいうけ 毎日酷使してきたレーザージェットプリンターが息絶えた。 仕事上の必須アイテムでもあるため 限られた予算と無い知恵を絞り これまでよりちょっぴり性能の良いプリンターと これまで無くて苦労したスキャナーをオーダー。 『このプリンターにはケーブルが付いていません』 の注意書に促され「USBケーブル」も合わせてオーダー。
週末を挟んだ4日後 $100のインスタントリベート付&送料無料アイテム とは思えぬ早さで商品が到着。 新品の香りと優れた性能に満足しつつ ふと気がつくとパッケージに入ったままの「USBケーブル」。 先代のケーブルがそのまま利用できたため 購入早々『無用の長物』と化してしまった。
3mのケーブルのお代は$24.99。 そのまま店頭に陳列できる状態の商品を放置する気にもなれず カスタマーサービスに電話。 国籍はもちろん、その声からは母国語や年齢、性別すら 判断しかねるオペレーターが NYでも聞きなれない独特のアクセントで応対を始めた。
「受取った商品を1つ返品したいんですが…」
「もちろん、お手伝いしますよ。オーダー番号は?」
「○○○○-××××です」
「ホッホォ~!すばらしいスキャナーをお求めですね? いったい何に使うんですか?」
-11機種ある中で2番目に安い品を選んだのだが-
「仕事用です。」
「そうですかぁ!いったいどんなお仕事なんですか?」
-かいつまむとこれだけの会話を交わすのに既に5分経過-
「まあ何でもいいじゃない。 私はとにかくこのケーブルだけ返品したいんですけど。」
「ええっ!でもケーブルがないとプリンターは使えませんよ!」
「これまで使っていたプリンターのが利用できたんです。」
「そうですか。わかりました。お手伝いしますよ。 ところで、当社の製品は他にも何かお使いですか?」
「いいえ。今回買ったものだけです。」
「そうなんですか。コンピューターとかは如何ですか?」
「違います。早く手続きお願いします。」
「そうですか。わかりました。少々お待ちください。」
-待つこと更に5分-
「聞いて下さいっ!あなたに耳寄りなオファーがありますよ! ケーブルを返品したら$24.99戻ってくるだけですが、 その分を利用して3年間のスキャナー補償を$34.99で購入した方が ず~っとお得ですよ!○×△●□◎▼…以下省略」
「興味ありません。返品しますからクレジットにしてください。」
「どうしてですか?!こんなオトクなプランはないでしょう?! これならスキャナーが明日壊れても安心なんですよ! ビジネスとして考えたら、当然の選択でしょう? ○×△●□◎▼…以下省略」
「い・り・ま・せ・ん! それともおたくの商品は明日にでも壊れかねないの?」
「そ、そんなことはありません! でもこの補償は○×△●□◎▼…以下省略」
「お願いだから、はやく返品の手続きをしてください。 私も忙しいんだから。」
「えっ?!忙しいんですか? …わかりました。少々お待ち下さい。」
-待つこと2分。急にぶっきらぼうな口調で-
「クレジットの手続きを済ませました。 合計で$26.74の返金となります。確認番号は××××です。」
「ありがとう。で、商品はどうやって返送したらいいの?」
「ああ、それはもう持っていて下さい。送る必要はありません。」
「いいの?」
-ここで再び声のトーンを変えて-
「私たちは常にお客様に満足していただける サービスを心がけております。 プリンターはケーブルが使えなければ役にたちません。 お手元のケーブルが故障した場合に備え、 私どもからのギフトとしてお受取下さい。 とにかくお客さまに満足していただくことを 第一と考えておりますので。」
「そう。ありがと。」
20分弱に及ぶ会話の末、 消費者の私は約$27のデイスカウントと $25のケーブル1本をゲット。 メーカー側は一顧客の“満足”をゲット。 たかがケーブル、されどケーブルである。 7/15/2006 ギフト選び世の中にはギフト選びの得意な人間とそうでない人間がいる。 私はあえて考えるまでもなく…後者。 自分の物すら上手く見つけられない者に 人様の喜ぶ物など選べるわけもない。 冠婚葬祭にまつわるしきたりの多い日本を離れたのが 不幸中の幸いとは言え、 いざ事が起こると『現金を送る』という 伝統的な日本の習慣は使えないのがこの国。 その昔 今より更に無知な学生だった頃 『出産祝い』として普通に手渡した現金を見て ひきつった表情で当惑していた友人夫婦の顔は今も忘れない。
子供のいない我が家の場合 お付き合いは比較的少ない方だと思う。 それでも避けて通れないのが『結婚祝い』と『出産祝い』。 今回は知人の娘さんが9月に式を挙げる運びとなった。 昔の私であれば この吉報を聞いた途端 ギフト選びを思って憂鬱な日々が始まったのであるが、 有難いことに昨今はそのような心配もなくなった。 インターネットの普及とともに急速に広がった 『オンライン・ギフト・レジストリー』のお陰である。
当事者が欲しい物のある百貨店や専門店でレジストリーを開設。 友人や親戚は指定された店のサイトを通じ、 当事者の選んだ商品リストから予算に応じた品を選択するだけ。 店の商品券をオプションのひとつに加えることで 当事者はそれを使って ある程度高額な商品を手に入れることもできる。 支払いはクレジットカード。 あちこちの店に出向いて商品を物色する必要もなければ、 面倒なギフトの発送に労力を使うこともない。 何よりも、受ける側は必ず欲しい物をもらうことができる。
最近はレジストリーを開設できる店も増え 先駆者とも言える庶民の味方『Target』(http://www.target.com/gp/registry/wedding.html/ref=nav_t_clubwedd/601-1351950-7609725)から、 何でも見つかる『Amazon』(http://www.amazon.com/gp/wedding/homepage/002-7780287-6797601?ie=UTF8&ref%5F=br%5Fwedr)や お洒落なインテリアの味方『Crate & Barrel』(http://www.crateandbarrel.com/gr/default.aspx)に
日曜大工には欠かせない『Home Depot』(http://www.homedepot.com/prel80/HDUS/EN_US/diy_main/pg_diy.jsp?CNTTYPE=PROD_META&pos=n56&MID=9876&com.broadvision.session.new=Yes&CNTKEY=Gift+Center%2fGift+Registry) などなど、種類も豊富だ。
その反面、 <当事者にギフトの金額が筒抜け> <ギフトが何かを期待するサプライズが無い> <“贈る側は心のこもったギフトを自ら厳選し 当事者はその気持ちを有難く受取る” というギフト本来の姿から逸脱している> <ギフトの代わりに現金を要求し、儲けを出す輩が出てきた> など、このシステムに対する批判も多い。
ネットやEメールの普及とともに 祝い事のお知らせそのものも 手間・暇・費用のかかる“印刷物”とは無縁の世界。 世界中どこにいる知人であろうと 知らせはEメールで一瞬にして送られる。 その中には これまた誰もが簡単に作れるようになった ホームページやブログのアドレス。 写真やビデオ・音楽を交えたオリジナルのサイトには 吉報とともに 挙式やベビーシャワーの詳細 参加者のためのホテルやフライト情報 レジストリーの紹介と至れり尽くせり。
実に合理的なこのシステムに対する意見はいろいろあれど、 私のような苦い経験を持ち、 ギフト選びのセンスが欠落した人間にとって これほど有難いことはない。 まったく インターネット様様 である。 11/25/2005 Black Fridayアメリカ人が1年で最も『家族』を意識する サンクスギビング(感謝祭)が終わり、 今日から街は一斉にクリスマスに向けて動き出す。
その最たるものがクリスマス商戦。 従来の店頭や通信販売に加え、ネット販売も激化。 自宅での安易なショッピングに ネットならではの豊富な品揃え。 商品によっては『送料ナシ』のおまけもあって ネット通の消費者には嬉しいかぎり。 また一般消費者によって作成された 各店の販売価格比較サイトまで登場し、価格競争を煽る。
祝日明けの今日から週末にかけ 販売に力を注ぐニューヨーク周辺の各店舗。 早いところは夜中の12時から、 殆どの大型店は朝5時~7時までには開店し、 夜の10時~11時まで営業している。 またある大型チェーン店は、 これまで閉店するのがあたり前とされていた サンクスギビング当日も営業を続け話題となっていた。
そんなサンクスギビング翌日の金曜日を アメリカでは『Black Friday』 と呼ぶ。 サンクスギビングは必ず11月最後の木曜日となるため、 『Black Friday』 も必ず金曜日。 この日が『1年で最も小売業の盛んな日』とされ 『ホリデーシーズン開始の日』とも言われる。 昔から帳簿上で赤字は赤インク、 黒字は黒インクを使って表示されてきたことから、 『小売業者がそれまでの赤字を黒字に変える日』 として呼ばれ始めたらしい。 ただ現実には、この日が最も客足の増える日とは言え、 それに見合った売上げが出るとは限らず、 やはりクリスマス直前が小売業者にとっては 最善のかき入れ時となるようだ。
恒例行事とは言え 各社揃ってこれだけの広告費と人件費を費やし、 大掛かりな値引きをしていたらそれも当然かもしれない。 9/27/2005 ニューヨークの物価アメリカの石油生産・精製施設が集中する メキシコ湾岸を襲った今回の2大ハリケーン。 その影響が私たち庶民の生活にも徐々に出始めている。 最も顕著なのがガソリン価格。 車社会のアメリカではガソリン価格の上下が 家計に大きく反映する。 地域により差はあるものの、 NY近郊では1ガロン当りの平均価格が3ドルに達し、 最高値のハワイでは4ドルに近づきつつある。 1リットル当り約85円~110円。 日本から見ればまだまだ安いと思われるかもしれないが、 アメリカの基準ではかなりの高値。 大統領の発言としては珍しく、 ブッシュも『ガソリン消費の節約』を国民に訴えた。
そこで改めて見直したくなったのが一般雑貨の価格。 腐りやすい生鮮食品は別として、 我家ではその他の物を 郊外のホールセール店で調達している。 お気に入りは日本にも進出している 『Costco』(http://www.costco.co.jp/) 毎日の生活に必要・不必要なありとあらゆる物が手に入る。 大人2人に猫一匹の我が家にとって なんでも量が多すぎるのがたまに傷だが、 旬の野菜や果物など その辺のスーパーよりずっと美味しいものが 入手できるのが嬉しい。
一般的な商品の値段(税別)を挙げてみる。
トイレットペーパー(スコット)。 1ロールあたり1000シート付きが30個入って $16.49(約1870円)
ペーパータオル(カークランド)は 1ロールあたり80シート付きが12個入って $10.89(約1230円)
テイッシュペーパー(クリネックス)は 1箱あたり300枚入りが6個入って $11.89(約1350円)
掃除用ウエットテイッシュ(カークランド)は 65枚入りが2つと55枚入り1つの3本セットで $8.79(約1000円)
ホワイトツナ缶(バンブルビー)は 170グラム入りの10缶セットで $9.99(約1130円)
スナックではドリトスが 1袋850g入りで$4.29(約490円)
そしてその場で焼いている特大クロワッサンは 12個入りが$4.99(約570円)
以前あるマンハッタンのオフィスビル内で、 簡単なサンドウイッチやスナックを販売している 売店の売り子と話していたとき。 そこのクロワッサンやマフィンが どう見ても『Costco』製だったので 「仕入れはCostcoでしているの?」と聞いてみた。 別に咎めるつもりはなかったが、 彼女はムキになって否定した。 原価がバレるのが嫌だったのだろうか?
わずかな年会費でメンバーになれば、 良い品を低価格で購入できるホールセール店。 これからも庶民の味方でいて欲しい。 7/21/2005 数字の魔力やはり惑わされていた。 薄々そうではないかと感づいてはいた。 しかし認めたくなかった。
『洋服のサイズ』の話である。
この国の油と糖分タップリの食べ物に三食浸っていた学生時代。 太りやすい体質も手伝って、体重は自己最高記録をマーク。 仕事を始めて多少引き締まった部分もあったが、 見た目には殆ど変わらなかった。 そして3年ほど前。 ふとしたキッカケで荒れ果てていた食生活を見直し、 昼はサラダのみ、 夜は8時以降食べ物を口にするのを一切やめた。 こうして10キロの減量達成。 生まれて初めてダイエットに成功した。
これだけ落とすとさすがに身体が軽くなった。 それまで着ていた洋服もダブついた。 そこで買い物に出かける。
アメリカの女性服サイズ 「2」「4」「6」「8」「10」・・・は 日本のサイズでいう 「5」「7」「9」「11」「13」・・・に相当する。
一般的に日本人女性は「2」や「4」、 そして「0」などどいうサイズの方も多い。 一方、アメリカ人に多いのが「6」や「8」。 お蔭さまで骨太の逞しい身体を授かった私は、 ずっとアメリカ人サイズを着用していたのだが、 ダイエット成功後、 サイズが徐々に日本人女性なみになってきた。 スタイルによってはこれまで触れたこともないサイズに移行し、 密かに狂喜したものだ。
最初は純粋に自分の努力の成果だと信じ、ただただ喜んだ。 が、徐々に妙だと気づき始めた。 ダイエットなど無縁な日本人の友人と買い物に出かけた時、 その事実は明らかになった。 もともとスリムな彼女に合うサイズも小さくなっていたのだ。
「業界あげての陰謀だ!」
と思いつつ、 すでにこの『数字の魔力』に取りつかれていた私は この事実を無視することにした。
そして先日。 全国放送のテレビ番組のファッション・コーナーで、 人気ブランド数種から持ち寄られた 『同じサイズ』の服が重ねられていた。 見事にバラバラだった。 パンツやジーンズの場合、 ブランドによってウエスト周りが 1~1.5インチ(2.5~3.8cm)も違う。 そしてファッションアドバイザーは言った。
「以前はサイズ6や8だった人が、 最近は2や4の服が着られるようになったと思っているが、 実は業界全体でサイズが変わってきているのだ。」
認識はしていても、 あのようにハッキリ事実を突きつけられるとショックだ。 なぜ業界ぐるみでサイズを変える必要があるのか、 それによりどれだけの女性が購買意欲を掻き立てられるのか、 この先どこまで数字を小さくして行くのか、、、 疑問は尽きない。
しかし私の体重が減ったのは事実だし、 身体が引き締まったのも事実。 この3年間、リバウンドすることなく維持できている。 個人的な喜びに変わりは無いので良しとしよう。
7/9/2005 NYみやげ来週の帰国を前に、義父母がみやげ物を物色し始めた。 とにかくなんでもあり、なんでも美味しい日本に住む方々に、 アメリカから気の利いたみやげ物を探すのは至難の業。 相手の趣味趣向を熟知していればともかく、 会社の同僚やご近所など、 その他大勢へのみやげ物は誰にとっても頭痛の種。 「今回の旅行のことはできるだけ人に言わないようにした」 と言いながらも、義父母のみやげ物購入者リストには 30人近い名前が書き綴られている。
まずは「シャネルの口紅が欲しい!」 と要求された方々のために ダウンタウンはグラウンド・ゼロ正面に建つ デイスカウント・ショップ『センチュリー21』へ。 「XX番」と番号まで指定しておきながら、 「ただしこれは昔の番号だから、今はもうこの番号ではないの・・・」 という意味不明な注釈を付けられた義母は、 次々と違うカラーを試し塗りしては、 その方の好みにあいそうな色を探してゆく。 手の甲が様々な紅色で彩られた後、ようやく10本弱を選択。 次に訪れたのがスカーフ売り場。 「80を過ぎていらっしゃるのにとても派手好きでオシャレな女性」 のためのスカーフを厳選した。
またその他大勢の方々には、 日本人にも人気のスイスチョコレート『Lindt(リンツ)』を 五番街のショップで大量購入。
最後に私たちお薦めのみやげ物が写真の品々。 手前から、こげ茶色の袋に入ったのが アメリカを代表するチョコレート菓子『m&m(プレーン)』。 実物のサイズが解り難いかもしれないが、 これ一袋で1,474.2グラム! その後ろの黄色い袋が『m&m(ピーナッツ入り)』。 これまた同じく1,474.2グラム入り。 その後ろの赤いボックスが業務用プラスチック・ラップ。 幅30.48cmのラップが278.7メートル分入っている。 そしてその上の『Ziploc』は1箱125袋入り。
飾りなど気にしない親戚や友人の子供たちには『m&m』。 巨大ラップとZiplocは年齢を問わず家庭の奥様方に好評だ。 少々(?)かさばるのと重いことをのぞけば、 日本の方々にも喜んでいただけること間違いなしの品々だ。
6/22/2005 魔法の消しゴム部分的に潔癖症の私。 掃除用品には目がない。
掃除機1つとっても、日本で販売されている機種のように 小型で、軽量で、パワフルで、静かで、見栄えが良くて、、、 などというものはあまりお目にかかれないこの国。 自宅のベットの上でも靴を履いて生活しているのだから 細かいゴミなど気にしていられないのだろうが、 やたら大きくて、重くて、 パワフルかもしれないが、うるさくて、カッコの悪いものが多い。 ことあるごとに新しい掃除機を購入してはその欠点に失望し、 また新たな機種を求めていた私に、 昨年ダンナはとうとう『掃除機購入禁止令』を出した。
そこで必然的に注目するのは、その他の手軽な掃除用品。 日本ではかなり前からお馴染みだった『クイッ×ル』のような商品も、 『ドライ』『ウエット』ともにだいぶ定着してきたおかげで、 日本からドッサリ買いこんで来る必要もなく、 手軽に購入できるようになった。
日本が先か、アメリカが大元かは知らないが、 布の臭いを消す『ファ◎リーズ』も同名で出まわっている。 体調のすぐれない猫の粗相の跡には重宝する一品だ。
『濡れテイッシュ』ならぬ『使い捨て掃除用シート』のたぐいも、 家庭内のあらゆる部分に対応する商品が出てきて嬉しい限り。
そんな私がしばらく前から気になっていたのが 『ミスター・クリーン マジック・イレイサー』(魔法の消しゴム) 見かけはただの純白なスポンジ(写真下部左)。 これをいったん濡らしてから、硬く絞り、 そのまま汚れた部分を拭けばよいらしい。
日本と違い、室内の壁が全てペンキ塗りというのが一般的なアメリカ。 壁紙に比べ経済的で、 気分や家具に合わせて色を変えたり、 自分で手軽に塗りなおせるなど利点も多い。 しかし、ちょっとした汚れがつくたびに 部屋中の塗り替えをするわけにもいかず、 部分的に塗りなおすとムラになる。 クロスの壁紙のように、 汚れを洗い落とすこともできないのが悩みの種だった。 特に我が家は、2年前の引越しで初めて依頼した、 超低価格で元気の良い引越し屋のお兄さんたちにより、 家具を思いっきりこすり付けてできたマークが 室内のあちこちの壁に残っていた。 太い線、細い線、波打った線、点線、、、その形状も様々。
これらの汚れに早速『魔法の消しゴム』を使ってみた。
“消えた!”
もう2年も放置された汚れが見る見るうちに消えていく!
“感動!”
ついでに各部屋のドア(木製で純白のペンキが塗ってある) の汚れでも試してみる。
“これまた消えた!”
“嬉しい♪”
喜んで家中を駆けめぐり、汚れを見つけては擦っているうち、 スポンジが変形してきた(写真下部右)。 使用した部分から徐々に溶けるようにつぶれていく。
“このままなくなってしまうのか?”
説明書によると、縮んだら捨てどきらしい。 壁に書かれたクレヨンやら、車内や自動車タイヤの汚れ、 運動靴の踵部分や皮製品にも使えるとある。
これも日本からやってきたのか? とにかく発明してくれた方に深謝したい。
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6月5日のブログで書いたカナダガンの一向にまた遭遇した。 常にシャッターチャンスを逃す私は、 またまたカメラを持っていなかったので残念だが、 今回は堂々と例の大通りを横断中だった。 朝のラッシュ時は過ぎていたものの交通量は多く、 一向のいかにものんびりした行進をみな辛抱強く待っていた。 他のすばしっこい小動物のように、 車におびえて道路を突進して横切るより、 あのようにゆっくりとタラタラ歩いた方が 安全なのかもしれない。 生活の知恵か? 6/14/2005 本物 vs 偽物先日我が家にモネのレプリカが届いた。 新居に引越して2年もたとうというのに、 ずっと空白のままだったリビングの壁用だ。
さすがに家具は無いと不便だったので、 入居後しばらくしてから最低限の品を入手した。 『ごてごてクラシック』が好きなダンナと、 『シンプルモダン』が好きな私の意見が対立し、 各アイテムにおいてバトルが勃発したため時間がかかった。 最終的に、製品の細部にこだわるダンナが納得したストアを選び、 その中でできるだけ自分好みのアイテムを私が優先的に選び、 素材や生地の色を2人で選ぶことによって妥協点を見出した。
しかし、生活必需品でない装飾品を選ぶのは至難の業。 ここでも『正統派』な作品を選ぼうとするダンナ。 想像力をかきたてる『モダン』な物に挑戦したい私。 平行線のまま時が流れた。
互いの意見交換を重ねるにつれ、 印象派の風景画であれば互いに納得できる兆しが見えてきた。 そこでまず私がネットでカタログを取り寄せた。 パラパラ目を通しながらも、 どちらも行動に移らない日々が続く。
そしてカタログのことなどすっかり忘れ去っていたある日。 ダンナ宛に大きな荷物が届いた。 開けてみると・・・モネだった。
「とりあえずどの程度のものか見てみようと思って。。。」
これがもし彼の欲しがっていた 『最後の晩餐』であったらキレていたと思うが、 モネの風景画ということで私も納得。 レプリカとはいえ、 オーダーを受けてから画家が1点ずつ仕上げる作品。 素人の目には『上手な絵』に見える。
有名な絵画のように 「本物は世界中に1点しかない」とわかっていれば、 どんな無名の画家によるレプリカを入手しようと合点がいく。
ところがやっかいなのがブランド商品。
今日あるブランドのハンドバックを初めてネットでオーダーした。 もう半年以上バックを探し続けていたのだが、 コレといって気に入ったものが見つからない。 機能性を重視しようか、ファッション性か、 無難なデザインを選ぼうか、冒険してみようか、 季節を通して使えるものにしようか、春夏物に絞ろうか、 あれこれ迷ううちにこれまた時間だけが過ぎていった。
そんなとき、ふとネットで見つけたブランドバック。 もともとブランド商品には全く興味がなく、知識も皆無だった私。 たまたま思い描いていたデザインと素材の品が そのブランド商品として売られていたのが目にとまった。
『市場価格の61%オフ!』 『100%本物保障-偽物なら全額返済!』 『ブランド証明書およびオリジナル収納袋付!』
あらゆるフレーズを使って『本物』であることをアピールしている。 そこで比較検討のため、まずは同じ商品を他のサイトでも検索。 詳細を読み返し、返品や交換の際のポリシーを確認。 ベター・ビジネス・ビューロー(通称BBB=商事改善協会)で 販売会社の評価と設立年月日を調査。 一般消費者によるサイトの評価を検証。 サイトの安全性を確認。
冷静に考えれば、BBBの評価以外は実にあやふやな保障であり、 心配し始めると不安は尽きない。 が、とりあえずオーダーに踏みきった。 予定では2日後に品物が到着する。 泣くか笑うか、届いてからのお楽しみだ。 だがたとえ偽物を送りつけられたとしても、 素人の、それもほとんど知識のない私が見たのでは、 判断はつかないかもしれない。
良いものを少しでも安く手に入れたいと模索する消費者と、 その心のスキにつけこんで巧妙な手口で消費者を騙そうとする輩の 攻防戦はまだまだ続きそうだ。 6/8/2005 サンプルセールつい先日までの涼しさがウソのように今日は暑かった。 日中の最高気温は32℃。 天気予報で「体感温度は35℃以上になるはず」 などと脅すものだから、ますます暑く感じられた。
雪国で育ったせいか、私は暑いのが非常に苦手だ。 寒ければ何枚も重ね着すれば良い。 極寒の中で暖かさに包まれると、それだけで幸せな気分になれる。 が、暑いとそうはいかない。 服を脱ぐにも限界があるし、 薄着をしたからといってとりわけ涼しくなるわけでもない。 陽はサンサンと照りつけ、汗がにじみ出る。 化粧は崩れるし、 冬の間せっせと美白液をつけ、 ビタミンCを補給し、 睡眠をたっぷり取りつつ減らしたはずのメラニン色素も フツフツと音をたてて増殖しているのが感じられる。 日本に比べ湿度が低いのは救いだが、 それでも私には苦痛なNYの夏がやってくる。
こんな日は室内にこもっている方が賢明なのだが、 先週土曜日から1週間限定で始まっている 『Theory』のサンプルセールがどうしても気になり街にくりだした。
昨年も出かけたこのサンプルセール。 平日の昼過ぎに到着すると、 昼休みを使ってやってきていたOLの群で身動きが取れなかった。 かろうじて夏用のブラウスを1枚獲得したが、 人ごみをかき分けて苦労したわりに成果があがらず、腑に落ちなかった。 そこで今年は朝のうちに来店。 既に先客は2~30人いたが、それでも比較的ゆとりをもって徘徊できた。
本日のお目当てはスーツジャケット。 目につくものを端からピックアップし、試着室へ。 この会場の場合、 サイズごとに商品が並べてある殺風景な大部屋には鏡が一切ない。 そこでジャケットのみを選んだ私も試着室へと向かう。 試着室と言っても、大部屋の一角を黒いカーテンで区切っただけ。 その前にはいかつい男性2人が見張っている。 たまたまその時一番乗りした私を先頭に、 試着希望者たちが続々と後ろに列を作って並ぶ。
そのうち1人、2人とカーテンの向こうから 試着を終えた女性たちが出てくる。 ある程度人がはけたところで、 女性店員が試着室の様子を見にカーテンの向こうに消える。 「OK!」という女性の合図とともに、 男性が「さあ、あんたたちの番だよ!」と大声で号令を下す。
そしてようやく黒いカーテンの向こうへ。
そこはまさに・・・・・銭湯の脱衣所。
黒いカーテン1枚で仕切られた空間の壁には、 ほぼ均等な間隔で姿見用の鏡が20枚ほどかけられている。 鏡の横にはハンガーをかける柄が取り付けられており、 試着用に持ち込んだ服を陳列できる。 要は一般的な密室の試着室を20個並べ、 その間の壁を全部取り払ったスペースだ。
それぞれの鏡の前では老若様々な女性たちが とっかえひっかえ試着を繰り返している。 ジャケットだけを持ち込んだ私はともかく、 他の方々はまず下着姿になる。 別に人の裸に興味は無いが、 赤やピンクのハデな下着やら、 大きな身体にまとわれたいかにもきつそうな小さな下着が 否が応でも目に飛び込んでくる。 銭湯のように素っ裸になっているわけではないのだが、 やはり少々異様な光景だ。
商品を選ぶとレジの並ぶコーナーで清算。 どんな商品も全てハンガーにかかったまま、 ぐるぐるまるめて大きなビニール袋にほうり込まれる。 模様も何もない濃紺のビニール袋はさながら『家庭用ゴミ袋』。 通い慣れた方々はきちんと別袋を持参している。 (次回はマイ袋持参!)
そんなこんなで本日の収穫は 夏物のスーツジャケット1着とTシャツ1枚。 ジャケットは定価$330のものが$129。 そしてTシャツは$10。 セール5日目にしてはまあまあだろうと自分を納得させた。 |
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